こんにちは。洛中労山KITASUGI もっちです。
初めての投稿、よろしくお願いします。
先日、個人山行なのですが、藤原岳 孫太尾根へ行ってきました。
同じルートの例会があったのですが、都合で参加できず残念・・・と思っていたところ、声を掛けていただきました。
この例会に参加したかったのは、セツブンソウの群生があると聞いたから。
コロナが流行り始め他府県の山に行くことがむずかしくなっていた時、植物園で見たセツブンソウがとてもかわいくて。そんな話をしていたら、孫太尾根のことを教えていただきました。
特に花好きというわけではないですが、山に咲く花はやっぱりいいなと思います。
なかなか覚えられませんが、印象に残ったものは自然に頭に入ってくるから不思議です。
山登りを始めて最初に印象に残ったのは、笠ヶ岳に行った時、杓子平で初めてみたチングルマ。こちらは花の時期は終わっていて綿毛になっていました。花も真ん中の黄色がきれいでいいのですが、この綿毛を私は何となく”山のやさしいおじいさん”と思っていて、とても気に入っています。
次に印象に残っているのは赤岳に行った時に見たコマクサ。コマクサは”高山植物の女王”と呼ばれているようですが、その呼び名から感じる印象とは全く違っていました。赤岳への急斜面を登っていた時、しんどいなぁと思って左手を見ると群生していて、朝露がたくさんついていてとてもきれいでした。
こちらは今回の山行の目的、セツブンソウ。もう時期的には終わりでしたが残っていてくれました。やっぱりかわいいです。今回の山行でみたアマナ。たくさん咲いていました。
こちらはこれから。カタクリのつぼみ。
孫太尾根には他にも書ききれないくらいいろんな花がありあました。
そして、最後、私はセツブンソウのことばかり考えていて全くわかっていなかったのですが、藤原岳への最後の登りには福寿草の群生が。
こちらもしんどいなぁと思っていたら、すれ違いの方が、『もうすぐ福寿草の群生ですよ~。』と声を掛けてくださり、そうなんや!と思って登って行くとちょうど見ごろで登ってよかったなぁ。うれしくて疲れも吹き飛びました。福寿草はよく見るといろんな大きさ、形もそれぞれ少しづつ違いますが、写真の右側の小さめが好みです。
山に咲いている花は小さくて、登る事に集中していると見落としてしまいそうなものも多いですが、今回は花に詳しい方々からいろいろ聞くことができ、洛中労山に入ってよかったなぁと思う充実した1日になりました。
洛中労山にはいろんな分野でそれぞれに詳しい方がおられ、自分だけで登るよりも楽しいことやできることがどんどん増えていくのを実感しているこの頃です。
そして、これからも少しずつにはなりますが、洛中労山のことを紹介していきたいと思いますので、興味のある方は時々こちらのKITASUGIブログを覗いていただけたら嬉しいです。