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みなさん、こんにちは!
KITASUGIスタッフのさやかです(^^♪

前回のブログからかなり時間が空いてしましました。。
その間にすっかり冬ですね。。
仕事では2023年と2024年の手帳を行ったり来たり💦
せわしないです!

秋はどこへ行ったのやら~
と感じるくらい一瞬だった秋の絶好の気候の中、
洛中山岳会企画部が主催してくださった2023秋のバスハイクが開催されました!

今年の目的地は
丹波篠山市の白髪岳・水山・松尾山です。
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京都市内からバスに乗って、いざ出発!
バスは西へ西へと走ります。
亀岡市を越え、篠に入った途端
濃霧の世界。

普段、霧を見ることがないので
ほんの先が見えなくなってしまう霧に恐怖を覚えました。
一瞬で真っ白な世界に変わる、霧の恐ろしさ。
この辺りで暮らしている人には日常かもしれませんが
私にとっては恐怖以外の何者でもありませんでした💦
そんな霧もトイレ休憩に立ち寄ったあたりではすっかりと晴れて
太陽が見えてくらいお天気に変わりました。
霧は本当に一緒なんだな~~
なんだかはかない気もしなくはないですね。

バスは渋滞に巻き込まれることもなく、スムーズに出発地点に到着。
今回は人数が多かったので、1班と2班に分かれて行動します。
各班ごとに準備運動などをして、いざ出発!
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出発地点から登山口までに行く途中に野生のお茶の木がたくさん生えていました。
お茶の木にはこれまた珍しいお茶の花も咲き乱れていました。
私はお茶の木の花を始めてみたのですが、なんともかわいらしい!
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椿を小さくしたような、ポップコーンのような
白くて丸くてころころしたような可愛らしい愛らしいお花でした。
(茶花は調べてみると、やはり椿科ツバキ(カメリア)属だそうです!)

白髪岳登山口に到着したところでKさんがとても珍しいものを発見!
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カヤランという着生植物。
普段は高い木の上にいるようで、人目に触れることはあまりないのだそう。
貴重!!

一通り、盛り上がったところで登山開始です!
登山口から早々に急登が続きます。
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お天気がよかったので開始早々、みんな汗だく。
他の登山客もたくさん。
譲り合っての登山です。
白髪山頂に向かう途中に岩場が登場。
(私の大嫌いなやつです)
しかし!
今年の夏、五日間にも及ぶ北アルプス縦走(特訓)のおかげか?
難なくクリア!
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笑顔まで出せる余裕状態でした笑

山頂は事前に聞いていた通り、360度を見渡せる眺望!
目の前には遮るものが何もなく、ただただ素晴らしい絶景。
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私たちの班はこの絶景の中、お昼ご飯を兼ねた休憩を取りました。
食後は水山、松尾山を目指します。
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松尾山山頂には酒井城跡があります。
昔はここにお城があったんですね~
松尾山からは下山になるのですが、途中に千年杉、仙の岩、卵塔群、不動の滝を見どころの連続です!
仙の岩はちょっと危険なルートだったので、回避しましたが景色は最高のようです。
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そもそも卵塔群って何だかご存知でしょうか?
実はお墓なのです。
僧侶のお墓。
きっと松尾山で修行された方々のお墓なのでしょうね。
たくさんの卵塔がありました。

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カラフルなフラッグがかわいい。
ちょっとほっこり。

卵塔を過ぎると不動の滝があるのですが。
残念ながらほぼ水が流れておらず…💦
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そして
下山途中にこんな植物も発見!
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マムシグザの実を発見👀
マムシグザはサトイモ科の植物らしく、有毒植物で食べるとかなり危険だそうです!!
触ることも炎症が起こるため、危険だそうです。
触らなくてよかった~~

予定の時間よりもとても早く下山してくることができたので、
トイレ休憩を兼ねて立ち寄った酒蔵『秀月』さんでは
ゆっくりと休憩&試飲&お買い物をさせてもらいました!
この秋、絞った新酒や生原酒がたくさん!
酒粕を利用した漬物も!
気になる商品が多過ぎて、店内をずっとウロウロしていました💦
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気が済むまで物色&試飲をさせていただき、いざ帰宅!

京都市内にも予定時刻よりも早く帰ってくることができました^^

束の間の秋空と秋山を堪能した1日でした!
みんなとワイワイ登る登山も賑やかで良いですね^^

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皆さん、こんにちは!
KITASUGIスタッフのさやかです(^^♪

早いものでもう11月…
年末までのカウントダウンが始まりますね。
お年賀状やおせち、クリスマス・・・
季節を感じるものが店頭に並び始めました。
そろそろ大掃除のスケジュールも考えないと年末大変なことになりそうです💦

先月のお話なのですが
我らKITASUGIメンバーであるOさんが企画してくださった、
摩耶山の黒岩尾根を歩く山行を実施してきました!
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摩耶山と言えば、
稲妻坂や天狗道が有名ですよね。
黒岩尾根はそれよりも少し奥まったルートでかつ
しんどい!と言われているルート。
体力を付けたい時やトレーニングなどに向いているルートとも言われています。

また、摩耶山は季節によってはきのこの宝庫なのです!🍄
摩耶山で活動されているか定かではないのですが…
兵庫県立御影高等学校 環境科学部(通称:キノコ部)さんをご存知でしょうか?
六甲山の再度山でよくきのこ観察をされているそうなのです。
彼らのきのこ標本がこれまた素晴らしく美しいので
機会がありましたら、是非ご覧ください!

話は逸れましたが、、
この日は朝からとても良いお天気!
たくさんの方が参加してくださって、出発からにぎやかです^^

今回は新神戸駅の裏からスタートです!
スタートしてすぐに雄滝、雌滝が現れマイナスイオンに癒されます~
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そして少し歩くと神戸市が見渡せる展望台へ。
ここでちょっとした朝礼を。笑
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更に進んでいくと川と滝があるのですが、かなり干上がっていました。。
しかし、珍しいコマドリが岩の上にちょこんと座っているではありませんか👀
ちいさくて青くてほっぺがほんのり白くて。
なんてかわいい生き物なんでしょう~~
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(画質が悪くてよく見えないかもですが…)
すっかり癒された瞬間でした🐥
そこから更に進んでいくと布引貯水池。
こちらはダム湖百選にも選ばれています。
お天気が良く、風が弱い日にはまるで鏡のようにまわりの世界を映しこみます。
(私はまだ見たいことがないのですが…)
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市ケ原を越え、黒岩尾根入り口に入り、高度を上げていきます。
何度も何度も急登が続きます
段差の大きな階段もあり、太ももが鍛えられるのを感じます。。
通称P606地点からは明石海峡、瀬戸内、有馬方面と
素晴らしい景色を見ることができます!
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ここでは心地よい風が吹き抜けて、疲労してきた身体がほんのりと涼みます☺️
10月は蜂が多かったりと何かと気をつけることもありますが、やはり快適な気候です!

アップダウンを何度か繰り返して、ようやく摩耶山山頂へ!
お天気だったこともあり、山頂はたくさんの人が訪れていて大盛況!
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山頂にはロープウェイやバスも通じていることもあり、
登山客以外の人たちもたくさん!
思い思いに山頂からの景色を楽しまれていました。

山頂でのお楽しみと言えば、やはりお昼ご飯!
ゆっくりと座るスペースがなかったものの
我々も登山の疲れを労る為、各自で腹ごしらえ
メンバーのHくんは手動のコーヒーミルを持参して、良い香りのコーヒーを淹れて寛がれてました☕️
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お昼ご飯後は天狗道経由の旧学校林道を通って下山。
下山口になる金比羅山 雷聲寺からの景色がまた素晴らしい
まるで映画のワンシーンのような街並みを見ることができます。
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ここから新神戸駅までは歩いて10分ほど。
ぐるりと摩耶山を堪能した1日でした!

山行をご一緒してくださった皆さん、
お疲れさま&ありがとうございました!
またご一緒してくださいね⛰️

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みなさん、こんばんは!
KITASUGIスタッフのさやかです(^^♪

前回のブログからかなり時間が空いてしまいました。。
最近、社畜気味です…

最近は秋晴れも多く、登山するには良い気候になってきましたね!
みなさんはどんなお山に行かれているのでしょうか?
少し、時間が経ってしまったのですが
9月の中旬に六甲山の芦屋ロックガーデンから風吹き岩経由の七兵衛山へと行ってまいりました!

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この日は朝からお天気で登山する前から汗が噴き出るような暑さ。
集合した芦屋川駅では場所柄、高級車がひっきりなしに行き来していました💦
山行のリーダーはお山に関する知識が豊富なSさん!
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登る山にまつわる、知る人ぞ知る深い話からくすっと笑える話まで。
Sさんと一緒にお山を歩いていると、その山の性格と言いますか、歴史と言いますか
様々な角度からお山のことを知ることができて、
こころもからだも満たされるような感覚になります。

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駅から登山口にあたる高座ノ滝までは約30分。
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住宅地を抜けていきます。
涼しげな滝を横目にいざ、スタート!

登山口からはロックガーデンの名にふさわしい、
ごつごつとした大きな岩の連続。
大きな岩も多いですが、登りにくいところにはちゃんと鎖も設置されているので
初心者でも比較的登りやすいロックガーデンだと思います。
(私もちゃんと登れました!)
岩登りを繰り返していると、人が集まって何やら一列に何かを避けるように歩いているのが見えました。

はて?
あの木の下に何かあるのかな?

と、目を凝らして見てみると…

い!の!し!し!
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野生のイノシシに初遭遇!
おとなしく草をもしゃもしゃと食べているではありませんか。
ここは興奮させず、そっと横を通り過ぎるのがいちばん!ということで
我々も一列になって、そっと横を通り過ぎていきましたが
近くで見るとなかなかの大きさ…
あの大きさで突進されたらひとたまりもないな。。
これから冬眠前は色んな動物たちと遭遇することになるかと思いますが
みなさん、くれぐれもお気を付けください!

いのししと別れ、更に登っていくと視界が開けた場所へ。
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神戸の街並みを一望です!
風も通って、しばしの休憩。
休憩後は風吹岩を目指します。

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風吹岩。
それは突然、現れます。
大きな大きな岩。
大きな岩だけど、比較的簡単に登ることもできます!
そこからの眺めも最高です!
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不思議なことに風吹岩の付近には猫がたくさんいました。
こんな山の中に猫がいるのはとても不思議な感じ。。🐈

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途中で、こんな看板も笑
こんな山、あります??

風吹岩で休憩し、更に進んでいきます。
ここからのルートはSさんしか知らないであろう、ルート。
歩いていくと、再び視界が開けた場所へ。
先ほどは全く異なる雰囲気の場所。

そこには大きな池。
それはまるでモネの池のような大きな池。
(モネ→クロード・モネ氏 フランスの印象派の画家です)
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水面一面に水連。
時期が過ぎていたにも関わらず、いくつかの水連は立派な花を咲かせていました。

突如を現れた大きな池にみなさん、感嘆の声!
なんとも言えない、不思議な独特の空気感に包まれた池があるこの空間は
なんとなく秘密にしておきたい。。

実はこの池、
雄と雌として存在しているとのことで、もうひとつの池のほうへ。
こちらの池もひっそりとたたずむ雰囲気で神秘的でした。

いや~~
Sさん、すごい!

更に進んでいくとようやく山頂?の七兵衛山へ!
ここからも神戸の街並みが一望でき、景色を眺めながらお昼タイム🍙
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お昼ご飯後は下山となり、途中に金鳥山という磁場がゼロという
これまた不思議な場所へと案内してもらいました。
こちらも知る人ぞ知るパワースポットだそうです。

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みんなでわいわい楽しんだ後、
展望台で休憩し、保久良神社をお参りして、岡本駅で解散となりました!
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この日の登山は山に登る楽しみだけではなく、
景色や七兵衛山を愛するひとりの男性のお話、
秘密の池やパワースポットなど本当に様々な楽しみが盛りだくさんで
なんだかテーマパークに来たような満足感でいっぱいでした!

Sさん、また企画をお願いしますー!

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こちらのトンボのアクセサリー?
ようやく本来の用途の目的を教えてもらうことができました!
納得の逸品です!

みなさんはこのトンボにどんな効果があるかご存じですか??

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みなさん、こんにちは!
KITASUGIスタッフのさやかです(^^♪

涼しくなってきた今日この頃。
みなさんはどちらのお山へ行かれていますでしょうか?
私は残業続きで、うっかりぎっくり腰をやってしまったようです。。
筋肉、体力がないのがバレバレですね💦

さて、本日はこの夏お世話になった山小屋で
特に印象に残った『スゴ乗越小屋』についてお話したいと思います。

室堂からも折立からも本当に行きにくい(失礼!)場所にある山小屋。
山小屋という言葉をカタチにするならば、こういったカタチになるであろうを
体現されている山小屋。
THE 山小屋。
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お水は全て山からの引水。
約1㎞ほど引いてこられているそうで、蛇口をひねってから水が出てくるまで10秒ほどかかります。
談話室は基本、外のベンチ。
トイレは最新式のバイオトイレになっていました。
お風呂はもちろんナシ!

1階は食堂やトイレや洗面所などの共有スペース。
2階が客室と言いますか、大きな?2段ベッドエリア。
宿泊客はこの2段ベッドエリアに宿泊します。
隣も下も上も見知らぬ人と寝ることもw
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初めての人はきっと衝撃映像のはず!
仕切りなどは一切なし。
良い意味でのワンフロア。
もちろん、男女別などないです。
頭の位置も足の位置も自由に決めてよし。
頭上には洗濯物のがまるでパーティさながらに掛かっています☺

みんな荷物を自由気ままに置いて、寝床を確保します。
正直、ここまで来るのにかなり疲れているので
横になれるだけで十分だったりします。
絵面だけ見ていると、どこかの合宿みたいですよね。
宿泊客のほとんどが顔見知りになっている人たちなので
合宿でも間違いないかも(;^ω^)

行きにくい場所にある山小屋とはいえ!
飲み物やおやつのメニューは潤沢です。
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飲み物は山からの引水でめちゃくちゃ冷えています!

晩御ごはんも翌日のおにぎりもどれもとても美味しかったのも印象的でした🍙
オーナーさんもおしゃべりが上手で山の情報をたくさんご存じでした。

そんなオーナーさんとおしゃべりしていた時のこと…
(怖い話が苦手な人はここから読まないように!)







『一番奥か手前に男の人が泊まってるはず。どっちか空けておいてね』と。

しかし、
誰もいない。
はて?
どこかにお出掛けなのかな?と一番奥のエリアを空けておいたのです。

夕方になっても誰も来ないのでキャンセルになったのを忘れてるのでは?と思っていたら…
オーナーがそっと
『必ず一間、空けているんだよ。』

カンの良い人にはわかるはず、この一言w
その晩。
私の顔にそっと触れてきた何かが居たことはこの夏、最大の謎です。

以上、オーナーさんの気の利いた小噺でした😂

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みなさん、こんにちは!
KITASUGIスタッフのさやかです(^^♪

朝晩、ようやく涼しくなってきましたね。
夏がいつまでも続くのでは、、と不安でしたがやっと秋の気配です!
昨日は秋分の日だったので、奈良県生駒山の宝山寺の万灯会(まんとうえ)を見てきました。
参道にある幾世屋(いくよや)さんで超特大のおはぎも食べました^^
3代目と4代目女将が切り盛りされている創業90年以上だそうです。
久しぶりに遊びに行った奈良県でしたが、とても楽しかったです!

さてさて、長く続いておりました私の夏山記録ですが
本日ついに最終回!
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!

過去の記事はこちらから!
北アルプスを縦走する之巻 ~立山・雄山、五色ヶ原、薬師岳~ その①
北アルプスを縦走する之巻 ~立山・雄山、五色ヶ原、薬師岳~ その②
北アルプスを縦走する之巻 ~立山・雄山、五色ヶ原、薬師岳~ その③
北アルプスを縦走する之巻 ~立山・雄山、五色ヶ原、薬師岳~ その④
北アルプスを縦走する之巻 ~立山・雄山、五色ヶ原、薬師岳~ その⑤

五日目
この日の行程はこちら🙋
太郎平小屋→折立→富山駅→京都

最終日の朝はいつもより1時間半ほどゆっくりしてから出発。
久しぶりに食堂で朝ごはん。
心なしかゆっくりと味わって食べた気がします。
出発しようと小屋前で準備をしているとオーナーさんがお見送りに出てきてくださりました。
とても貴重な機会だったので、最後に記念撮影をしてもらいました!
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太郎平小屋のオーナーさんはどっしりと構えている風格で
口数は少なかったですが、にこやかに登山客を見守っている印象でした。
また、お会いできますように!

小屋からひたすらに折立へ向かいます。
最初はなだらかな下りがずっと続いていたので、今までの縦走の余韻に浸りながらおしゃべりも弾みました!
また途中で、小屋に向かうヘリコプターを何度も見ました。
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小屋から折立に降りていく間(4時間くらい)、ひっきりなしにヘリコプターが行ったり来たり。
途中でドクターヘリも飛んできてドキドキでした。。

下りの途中には剣岳がきれいに見えるポイントも!
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手ノリ剱岳ww

登山口に近付くにつれ、道は荒々しくなっていきます。
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そんな道の中にもきのこはしっかりと生えていました🍄
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下ること約4時間。
折立に到着!
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山小屋で一緒だった方々も到着されており、各々家路に向かって帰っていきます。
ほんのりさみしい。
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またどこかで会いましょう!と挨拶をして、私たちも家に向かって帰ります。

と、その前に!
恒例?のお風呂へ!
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その名も剱の湯。
縦走で汚れた&疲れた身体をいたわるように湯舟にダイブ!

もちろん、縦走中に心に強く決めていたお寿司も満喫🍣
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白エビが美味しかった~~

タクシーの運転手さんがおすすめしてくれた立山そばも食べました^^
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お腹も心もまんぷくになって、京都に帰ってきました。
全員が大きなけがもなく、事故もなく
毎日笑い転げるように山に登って下り、景色を堪能し、
山で知り合った方たちと何気ない会話を楽しむ。
大げさな表現かもしれませんが、命の洗濯をしてきたような感覚でした。
一人で登山をすることももちろんマイペースにできて良いと思いますが
仲間とともに登る登山は思いや感動を共有しあえる貴重な経験だな、と改めて思いました。

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリという小説家がいるのですが
(星の王子さまの作者です)
この方の名言のひとつに
『愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。』とあります。
私はこの言葉がとても好きなのですが
登山もまさにそうだな!と思うのです。
今回の縦走で、この思いはさらに強くなった気がします。
みんなで同じ方向を向き、その頂に登るために、一歩ずつ前に進んでいく。
一歩、足を踏み出せば必ず頂に近付くはずだから。
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全6話とかなり長くなった夏山の記録でしたが、最後まで読んでくださり
ありがとうございました!

夏山登山を一緒に行ってくださったメンバーの皆さまも
本当にありがとうございました!!
ちょっとは成長できたかも?