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能登半島地震により、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

元旦。
夕方。
少し、気温が下がり始めた
その時。
テレビから緊急地震速報が大音量で流れた瞬間、
京都市内も東日本大震災の時のような揺れが起こりました。
窓枠ががたがたと音を立てて、揺れ始め
家の中のものが不安定に揺れている。
長い時間、揺れているように感じられた。

皆さん、お怪我はなかったでしょうか。
お知り合いの方はご無事だったでしょうか。
新年早々、不安な気持ちに飲み込まれそうになりますが
こういう時こそ、無事だった私たちがサポートする役目だと思います。
できる範囲で、できることをしていきましょう!

暖冬だということで
今年の初日の出登山は雪もなく、穏やかに見ることができた方も多かったのではないでしょうか。
富士山もきれいに見えたそうですね。
日本各地できれいな初日の出が拝めたようで、何よりです!
私は相変わらず、風邪をこじらせておりおとなしく寝正月です。。
きっと私のような人もいるはずだと思いますので
本日は寝正月組におすすめの1冊をご紹介したいと思います。

凍(とう)
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沢木耕太郎氏の山野井夫妻のインタビューをもとに書かれたノンフィクション小説。
沢木耕太郎氏は深夜特急などで有名な作家さんですね。
ご存じの方も多いかと。
山野井泰史さんも登山をされている方ならご存じの方も多いかと思います。
最強のクライマーとの呼び名もあるほどの方です。

雪山が好きな方、いますよね。
夏山は嫌いだけど、雪山は好き!という方。
普通の登山道は嫌いだけど、岩場は好き!という方も。
そういう方におすすめです!

私は雪山も岩場も苦手なので読んでいて奥歯が痛くなる感じがずっとしていました💦

挑戦し続ける、その姿はすさまじく
なぜ、そこまでして山に岩壁に挑むのか?
何のために挑むのか?

私もまわりから
『登山の何が楽しいの?』とよく聞かれます😓
きっと、みなさんも登山をしていると言うと
同じような質問をされることがあると思います。
答えはその人、それぞれ異なると思います。
答えは毎回、異なるかもしれません。
でも、それはそれで良いと思っています。
山に登る時の気持ちも、きっとその都度その都度で
違うと思うから。
答えは答えであって、必ずしも正解ではない。

『凍』を読み終わった時、そんな風に思ったのでした。
お時間ある方は是非、読んでみてくださいね!

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初詣の行き帰り、ずっと大きな虹が掛かっていました。

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みなさん、こんにちは!
KITASUGIスタッフのさやかです(^^♪

またしても更新が滞っており、すみません。。
やはりあっという間に年の瀬(大晦日)になってしまいました💦
師走。
お坊さんまでもが忙しく走り回るという意味。
それが12月。
私もお坊さん並みに駆け回っておりました。
その結果、どでかい風邪をもらい、完全に声帯までやられて現在声ナシ生活です😭
暖冬とは言え、みなさまも体調にはくれぐれもお気を付けください!

さて。
2023年もあと数時間で終わろうとしております。
今年もたくさんの山と戯れてきました。
みなさんもきっと記憶に残る、登山をされてきたことでしょう。
洛中では、年末に恒例行事なるものがあります。
山岳会らしく山小屋で一泊する納山祭(大忘年会)です!
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京都のとある山のその更に奥にある、小さな小屋で
食べ物や飲み物、シュラフやランタンなどを持ち込み
みんなでご飯を作り、夜な夜な歌いつつ、飲み語らいつつ、
夜を過ごすのです。
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運が良ければ?雪も降り
夜明けには白銀の世界の中、登山をすることができます!
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初めましての方も、いつも一緒に山に登っている方も
和気あいあいとアッという間に時が過ぎてゆく、貴重な時間。
今年一年を振り返る貴重な時間でもあります。
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今年も無事に納山祭が行われました(私は参加できず…)
一年の登り納めにふさわしい、納山祭。
共に登り、ご飯を作り、語らい、夜を過ごす。
山で過ごす、全てのことが1日で体験できる納山祭。
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興味のある方は是非、京都洛中勤労者山岳会へお越しください!

今年も大変、お世話になりました!
来年もどうぞよろしくお願いいたします!

みなさま、良いお年を!

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みなさん、こんにちは!
KITASUGIスタッフのさやかです(^^♪

前回のブログからかなり時間が空いてしましました。。
その間にすっかり冬ですね。。
仕事では2023年と2024年の手帳を行ったり来たり💦
せわしないです!

秋はどこへ行ったのやら~
と感じるくらい一瞬だった秋の絶好の気候の中、
洛中山岳会企画部が主催してくださった2023秋のバスハイクが開催されました!

今年の目的地は
丹波篠山市の白髪岳・水山・松尾山です。
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京都市内からバスに乗って、いざ出発!
バスは西へ西へと走ります。
亀岡市を越え、篠に入った途端
濃霧の世界。

普段、霧を見ることがないので
ほんの先が見えなくなってしまう霧に恐怖を覚えました。
一瞬で真っ白な世界に変わる、霧の恐ろしさ。
この辺りで暮らしている人には日常かもしれませんが
私にとっては恐怖以外の何者でもありませんでした💦
そんな霧もトイレ休憩に立ち寄ったあたりではすっかりと晴れて
太陽が見えてくらいお天気に変わりました。
霧は本当に一緒なんだな~~
なんだかはかない気もしなくはないですね。

バスは渋滞に巻き込まれることもなく、スムーズに出発地点に到着。
今回は人数が多かったので、1班と2班に分かれて行動します。
各班ごとに準備運動などをして、いざ出発!
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出発地点から登山口までに行く途中に野生のお茶の木がたくさん生えていました。
お茶の木にはこれまた珍しいお茶の花も咲き乱れていました。
私はお茶の木の花を始めてみたのですが、なんともかわいらしい!
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椿を小さくしたような、ポップコーンのような
白くて丸くてころころしたような可愛らしい愛らしいお花でした。
(茶花は調べてみると、やはり椿科ツバキ(カメリア)属だそうです!)

白髪岳登山口に到着したところでKさんがとても珍しいものを発見!
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カヤランという着生植物。
普段は高い木の上にいるようで、人目に触れることはあまりないのだそう。
貴重!!

一通り、盛り上がったところで登山開始です!
登山口から早々に急登が続きます。
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お天気がよかったので開始早々、みんな汗だく。
他の登山客もたくさん。
譲り合っての登山です。
白髪山頂に向かう途中に岩場が登場。
(私の大嫌いなやつです)
しかし!
今年の夏、五日間にも及ぶ北アルプス縦走(特訓)のおかげか?
難なくクリア!
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笑顔まで出せる余裕状態でした笑

山頂は事前に聞いていた通り、360度を見渡せる眺望!
目の前には遮るものが何もなく、ただただ素晴らしい絶景。
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私たちの班はこの絶景の中、お昼ご飯を兼ねた休憩を取りました。
食後は水山、松尾山を目指します。
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松尾山山頂には酒井城跡があります。
昔はここにお城があったんですね~
松尾山からは下山になるのですが、途中に千年杉、仙の岩、卵塔群、不動の滝を見どころの連続です!
仙の岩はちょっと危険なルートだったので、回避しましたが景色は最高のようです。
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そもそも卵塔群って何だかご存知でしょうか?
実はお墓なのです。
僧侶のお墓。
きっと松尾山で修行された方々のお墓なのでしょうね。
たくさんの卵塔がありました。

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カラフルなフラッグがかわいい。
ちょっとほっこり。

卵塔を過ぎると不動の滝があるのですが。
残念ながらほぼ水が流れておらず…💦
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そして
下山途中にこんな植物も発見!
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マムシグザの実を発見👀
マムシグザはサトイモ科の植物らしく、有毒植物で食べるとかなり危険だそうです!!
触ることも炎症が起こるため、危険だそうです。
触らなくてよかった~~

予定の時間よりもとても早く下山してくることができたので、
トイレ休憩を兼ねて立ち寄った酒蔵『秀月』さんでは
ゆっくりと休憩&試飲&お買い物をさせてもらいました!
この秋、絞った新酒や生原酒がたくさん!
酒粕を利用した漬物も!
気になる商品が多過ぎて、店内をずっとウロウロしていました💦
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気が済むまで物色&試飲をさせていただき、いざ帰宅!

京都市内にも予定時刻よりも早く帰ってくることができました^^

束の間の秋空と秋山を堪能した1日でした!
みんなとワイワイ登る登山も賑やかで良いですね^^

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皆さん、こんにちは!
KITASUGIスタッフのさやかです(^^♪

早いものでもう11月…
年末までのカウントダウンが始まりますね。
お年賀状やおせち、クリスマス・・・
季節を感じるものが店頭に並び始めました。
そろそろ大掃除のスケジュールも考えないと年末大変なことになりそうです💦

先月のお話なのですが
我らKITASUGIメンバーであるOさんが企画してくださった、
摩耶山の黒岩尾根を歩く山行を実施してきました!
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摩耶山と言えば、
稲妻坂や天狗道が有名ですよね。
黒岩尾根はそれよりも少し奥まったルートでかつ
しんどい!と言われているルート。
体力を付けたい時やトレーニングなどに向いているルートとも言われています。

また、摩耶山は季節によってはきのこの宝庫なのです!🍄
摩耶山で活動されているか定かではないのですが…
兵庫県立御影高等学校 環境科学部(通称:キノコ部)さんをご存知でしょうか?
六甲山の再度山でよくきのこ観察をされているそうなのです。
彼らのきのこ標本がこれまた素晴らしく美しいので
機会がありましたら、是非ご覧ください!

話は逸れましたが、、
この日は朝からとても良いお天気!
たくさんの方が参加してくださって、出発からにぎやかです^^

今回は新神戸駅の裏からスタートです!
スタートしてすぐに雄滝、雌滝が現れマイナスイオンに癒されます~
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そして少し歩くと神戸市が見渡せる展望台へ。
ここでちょっとした朝礼を。笑
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更に進んでいくと川と滝があるのですが、かなり干上がっていました。。
しかし、珍しいコマドリが岩の上にちょこんと座っているではありませんか👀
ちいさくて青くてほっぺがほんのり白くて。
なんてかわいい生き物なんでしょう~~
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(画質が悪くてよく見えないかもですが…)
すっかり癒された瞬間でした🐥
そこから更に進んでいくと布引貯水池。
こちらはダム湖百選にも選ばれています。
お天気が良く、風が弱い日にはまるで鏡のようにまわりの世界を映しこみます。
(私はまだ見たいことがないのですが…)
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市ケ原を越え、黒岩尾根入り口に入り、高度を上げていきます。
何度も何度も急登が続きます
段差の大きな階段もあり、太ももが鍛えられるのを感じます。。
通称P606地点からは明石海峡、瀬戸内、有馬方面と
素晴らしい景色を見ることができます!
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ここでは心地よい風が吹き抜けて、疲労してきた身体がほんのりと涼みます☺️
10月は蜂が多かったりと何かと気をつけることもありますが、やはり快適な気候です!

アップダウンを何度か繰り返して、ようやく摩耶山山頂へ!
お天気だったこともあり、山頂はたくさんの人が訪れていて大盛況!
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山頂にはロープウェイやバスも通じていることもあり、
登山客以外の人たちもたくさん!
思い思いに山頂からの景色を楽しまれていました。

山頂でのお楽しみと言えば、やはりお昼ご飯!
ゆっくりと座るスペースがなかったものの
我々も登山の疲れを労る為、各自で腹ごしらえ
メンバーのHくんは手動のコーヒーミルを持参して、良い香りのコーヒーを淹れて寛がれてました☕️
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お昼ご飯後は天狗道経由の旧学校林道を通って下山。
下山口になる金比羅山 雷聲寺からの景色がまた素晴らしい
まるで映画のワンシーンのような街並みを見ることができます。
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ここから新神戸駅までは歩いて10分ほど。
ぐるりと摩耶山を堪能した1日でした!

山行をご一緒してくださった皆さん、
お疲れさま&ありがとうございました!
またご一緒してくださいね⛰️

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みなさん、こんばんは!
KITASUGIスタッフのさやかです(^^♪

前回のブログからかなり時間が空いてしまいました。。
最近、社畜気味です…

最近は秋晴れも多く、登山するには良い気候になってきましたね!
みなさんはどんなお山に行かれているのでしょうか?
少し、時間が経ってしまったのですが
9月の中旬に六甲山の芦屋ロックガーデンから風吹き岩経由の七兵衛山へと行ってまいりました!

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この日は朝からお天気で登山する前から汗が噴き出るような暑さ。
集合した芦屋川駅では場所柄、高級車がひっきりなしに行き来していました💦
山行のリーダーはお山に関する知識が豊富なSさん!
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登る山にまつわる、知る人ぞ知る深い話からくすっと笑える話まで。
Sさんと一緒にお山を歩いていると、その山の性格と言いますか、歴史と言いますか
様々な角度からお山のことを知ることができて、
こころもからだも満たされるような感覚になります。

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駅から登山口にあたる高座ノ滝までは約30分。
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住宅地を抜けていきます。
涼しげな滝を横目にいざ、スタート!

登山口からはロックガーデンの名にふさわしい、
ごつごつとした大きな岩の連続。
大きな岩も多いですが、登りにくいところにはちゃんと鎖も設置されているので
初心者でも比較的登りやすいロックガーデンだと思います。
(私もちゃんと登れました!)
岩登りを繰り返していると、人が集まって何やら一列に何かを避けるように歩いているのが見えました。

はて?
あの木の下に何かあるのかな?

と、目を凝らして見てみると…

い!の!し!し!
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野生のイノシシに初遭遇!
おとなしく草をもしゃもしゃと食べているではありませんか。
ここは興奮させず、そっと横を通り過ぎるのがいちばん!ということで
我々も一列になって、そっと横を通り過ぎていきましたが
近くで見るとなかなかの大きさ…
あの大きさで突進されたらひとたまりもないな。。
これから冬眠前は色んな動物たちと遭遇することになるかと思いますが
みなさん、くれぐれもお気を付けください!

いのししと別れ、更に登っていくと視界が開けた場所へ。
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神戸の街並みを一望です!
風も通って、しばしの休憩。
休憩後は風吹岩を目指します。

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風吹岩。
それは突然、現れます。
大きな大きな岩。
大きな岩だけど、比較的簡単に登ることもできます!
そこからの眺めも最高です!
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不思議なことに風吹岩の付近には猫がたくさんいました。
こんな山の中に猫がいるのはとても不思議な感じ。。🐈

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途中で、こんな看板も笑
こんな山、あります??

風吹岩で休憩し、更に進んでいきます。
ここからのルートはSさんしか知らないであろう、ルート。
歩いていくと、再び視界が開けた場所へ。
先ほどは全く異なる雰囲気の場所。

そこには大きな池。
それはまるでモネの池のような大きな池。
(モネ→クロード・モネ氏 フランスの印象派の画家です)
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水面一面に水連。
時期が過ぎていたにも関わらず、いくつかの水連は立派な花を咲かせていました。

突如を現れた大きな池にみなさん、感嘆の声!
なんとも言えない、不思議な独特の空気感に包まれた池があるこの空間は
なんとなく秘密にしておきたい。。

実はこの池、
雄と雌として存在しているとのことで、もうひとつの池のほうへ。
こちらの池もひっそりとたたずむ雰囲気で神秘的でした。

いや~~
Sさん、すごい!

更に進んでいくとようやく山頂?の七兵衛山へ!
ここからも神戸の街並みが一望でき、景色を眺めながらお昼タイム🍙
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お昼ご飯後は下山となり、途中に金鳥山という磁場がゼロという
これまた不思議な場所へと案内してもらいました。
こちらも知る人ぞ知るパワースポットだそうです。

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みんなでわいわい楽しんだ後、
展望台で休憩し、保久良神社をお参りして、岡本駅で解散となりました!
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この日の登山は山に登る楽しみだけではなく、
景色や七兵衛山を愛するひとりの男性のお話、
秘密の池やパワースポットなど本当に様々な楽しみが盛りだくさんで
なんだかテーマパークに来たような満足感でいっぱいでした!

Sさん、また企画をお願いしますー!

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こちらのトンボのアクセサリー?
ようやく本来の用途の目的を教えてもらうことができました!
納得の逸品です!

みなさんはこのトンボにどんな効果があるかご存じですか??