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みなさん、こんにちは
KITASUGIスタッフのさやかです(╹◡╹)

私の夏の縦走記録は少しお休みして…
お山へ持って行くアイテムについてお話したいと思います。

みなさんは汗や手を拭く時、何を使っていますか?
それぞれお気に入りってあると思うのですが。

ハンドタオル
マフラータオル
スポーツタオル
クイックドライタオル
麻やシルクの自然素材のもの

私は手ぬぐいを使っています。
使っている人、多いと思うのですがいかがでしょう?

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山に登り始めた当初、手ぬぐいに全く意識がなかった私は
至って普通のスポーツタオルを使っていました。
しかし、洛中山岳会に入会し、
色んな方々と山行をともにする際によく見かけたのが手ぬぐいでした。

汗や手を拭くのはもちろん、
頭から被ってちょっとした日除けにしたり、
首に巻いて寒さ避けにしたり、
はたまたヘアーバンドのように使ったり。

なんて汎用性の高いアイテムなんだ!!と、
改めて手ぬぐいの価値を見直したのでした。

そうやって手ぬぐいに意識が向いて、改めて周りを見てみると
使っている人はもちろん多いし、
山小屋やお土産物屋さんでは必ずと言って良いほど販売されています。
特に山小屋では山小屋限定デザインのものがあったりして希少性が高いものも!

山で使うようになってからは手ぬぐいの良さを改めて知り、日常でも使うようになってきました^_^

KITASUGIスタッフのTさんも山小屋の手ぬぐいを集めるのが楽しみだそうです( ^ω^ )
それはお土産として貰うのではなく、自分の足でちゃんと山小屋まで行って買うのがお楽しみなのだそう!
すごく良い趣味ですよね〜♡
山を登るだけでなく、プラスオンでお楽しみがあることは心まで豊かになりそうです。

登山する時のついでのお楽しみ?についての記事はこちら!

京都のお土産からコンサートのツアーグッズまで!
手ぬぐい市場幅広い!
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もし、まだ手ぬぐいを使ったことのない方は
是非一度、手ぬぐいを手に取ってみてください。
力強く、しなやかな綿の良さを改めて感じられると思います!

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↑洛中山岳会のMさんの手ぬぐい活用例です!
メガネとのバランスが素敵!

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みなさん、こんにちは!
KITASUGIスタッフのさやかです(^^♪

台風が乱立していますね。。
晴れていても山のお天気は影響を受けやすく、変わりやすいです。
お山へ行かれる方はくれぐれもご注意ください!

やっと3日目の記録ですw
もうしばらく続きますが、お付き合いください!

北アルプスを縦走する之巻 ~立山・雄山、五色ヶ原、薬師岳~ その①
北アルプスを縦走する之巻 ~立山・雄山、五色ヶ原、薬師岳~ その②
北アルプスを縦走する之巻 ~立山・雄山、五色ヶ原、薬師岳~ その③

三日目
この日の行程は
五色ヶ原山荘→鳶山→越中乗越→越中沢岳→スゴノ頭→スゴ乗越→スゴ乗越小屋

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この日も朝日と共に出発。
朝露がまだ冷たい。
3日目はとにかく距離が長い。
この時期特有の午後からお天気が崩れる傾向も続いている。
なんとしても早めに距離を稼がないといけない!
というプレッシャーはありながら、
みんなゆるーくゆったりと山を満喫(*’ω’*)
眼下には三日月池が見えます。
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写真の左下に小さくいくつも点在しているのが見えるでしょうか?

こういった池のことを池塘(ちとう)と呼ぶそうです。
餓鬼が飢えをしのぐ為に作られた田に見立てて「餓鬼田」と呼ばれてもいるそうです。
これらを上から見ると山の中に水玉模様があるみたいで、すごく可愛らしいのです!

出発して小一時間ほどして鳶山に到着。
眩しい太陽を浴びながら朝ごはんタイム!
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山頂からは富山市内を一望。
富山湾を見ながら、みんなで最終日はお寿司を絶対に食べて帰ろう!と硬く決意。
お寿司のために頑張ります!
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3日目。
ぼちぼちと疲労が溜まってきて、身体が少しずつ重く感じる頃。
そのタイミングに岩稜帯へと突入します。
とにかく大きな岩のアップダウンが永遠に続きます。。
ひとつひとつの岩が大きいので岩が苦手な私は四苦八苦…
上がり切ったと思えばはもちろん下りがあり、
下り切ったと思えば、再び登りになる。。
岩、ハイマツ、岩、ハイマツ、岩、ハイマツ、時々ザレ。

あぁ、、いつまでの続くの~~と一山ごとにぼやいていました(;^ω^)

しかもこの日は日曜日ということもあり、登山者が思いのほか多かったのです。
ルート自体は明確にわかっているので、迷う心配などはないのですが
道がせまく道を譲りあうのも一苦労…
すれ違うのも片方はザレ場のような場所だったりして
山側に立つ、というよりも岩にしがみつきながら道を譲る。といった感じでした。
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あまりこういうことは言いたくないのですが…
大人数で無理やり突っ込んできたり、道を譲るための体制が整っていないのにすれ違おうとしたり、、
ちょっとマナーの無い方も見受けられました。
人が多いとこういった方もいらっしゃいますよねーー
わかってはいるのですが、いつもマナーが良い人と一緒に居るので
こういう方を見るとムッとしてしまいます。
(私の器の小ささも問題)
見ていても良い気分にならないので、自分も改めてマナーある登山者になろうと思いました。

更に2時間ほど歩いて越中沢岳に到着!
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この時点でほぼほぼ体力を使い切ったくらい、しんどい笑
ここからも激しい急坂が続きます。
このあたり、本当にしんどすぎて記憶があまりありません。。
脳内に記憶を留めるよりも、安全に前に進むことに全ての神経を能力を使っていたようです汗

相変わらず太郎平側から登ってくる人たちも多く、
道の譲り合いなどでなかなか思うように前に進めず。
そんな時、
若者集団とすれ違いました。
見るからに重そうなザック!
テント泊で縦走しているのは明らかでした。
思わず、声をかけてしまったのですが
とにかく山が楽しい!サイコー!と言っていましたw
素晴らしい気力です!
よくよく話を聞いていると、福岡大学のワンダーフォーゲル部の合宿で来たとのこと。
男女混合のパーティーは10名くらいでした。
みんなしんどいけど楽しそうな雰囲気に思わず笑顔になってしまったのでした。

が!

一人の女性部員の登山靴がえらいことに!
両足共に底が外れて針金で巻いているではありませんか!
なんてこったい/(^o^)\ナンテコッタイ
その靴の状態で五色ヶ原に行くのは危険すぎる。
お節介かも。。先を急ぎたいのに足止めさせちゃうかも。。と一瞬思いましたが
もしケガをして二度と山に登れなくなったり、山での記憶がつらいものになるかも、、
彼女に何かあればご家族も悲しむかもしれない。
何より、彼女に負の経験をさせるべきではない!
と判断し、応急処置をさせてもらうことに。

ここに洛中救助隊の誕生です!

Doctorが手際よくテーピングで靴先を補強していきます。
その間に助手たちは彼女の荷物を降ろさせ、道の交通整理を行います。
ほんとにめっちゃ狭い道(というか岩の上)だったので
敏速な対応と前後から来る人たちに早めの状況伝達が必要でした。
幸い彼女たちのパーティーメンバーは賢い人たちばかりで柔軟に対応してくれていました。

無事に応急処置が終わり、再び20㎏はあるであろう荷物を
その華奢な肩に背負って出発していきました。
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その後、彼らと連絡を取ったところ
無事に縦走を終え、室堂から福岡に帰ったとの報告がありました。
誰一人、ケガすることもなく、楽しく活動できたこと。
まわりの人たちに支えられたこと。

よき青春!!!
学生時代の夏の1ページに参加することができて光栄(^^)
こうした人と人との繋がりがあってこそ、人や社会はまわっていると知ってほしいな。と思ったのでした。

彼らと別れてから、さらに2時間後。
やっとこさ、スゴ乗越に到着。
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ひーーーしんどいーーー(*_*)
まだ到着せえへんのかいな!
そろそろ2Lの水分も無くなりそう…
日陰も何もない、休憩のようで休憩でない休憩を取り
最後の気力をふり絞り、いざスゴ乗越小屋へ向けて再出発!
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スゴ乗越からさらに一時間。
やっとの思いで到着したのがスゴ乗越小屋!!!

小屋の姿が見えた時、
安堵感と疲労感とでちょっと泣きそうでした。

到着した小屋には道中で度々お見掛けしていた方々のお顔が!
私たちの到着を笑顔で迎えてくれました^^
『おつかれー!』
『無事に着いてよかった!』
『大丈夫だった?』
全く異なるパーティー同士ですが、まるで大きなチームのような感覚。

この日もぎりぎり雨に当たらずに小屋に到着することができたのでした。
(日頃の行いが良いです)

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このスゴ乗越小屋。
ほんとにすごいんです。
どう、すごいかって?
これだけで1記事書けそうなので、番外編として書きたいと思います!

↓スゴ乗越小屋の晩ごはん↓
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みなさん、こんにちは!
KITASUGIスタッフのさやかです(^^♪

9月に入りましたね。
今年も終わりが見えてきました…汗
朝晩は少し過ごしやすくなってきましたが、お昼はまだまだ暑いです!

北アルプス縦走のお話の続きです!
もうしばらくお付き合いくださいm(__)m

北アルプスを縦走する之巻 ~立山・雄山、五色ヶ原、薬師岳~ その①
北アルプスを縦走する之巻 ~立山・雄山、五色ヶ原、薬師岳~ その②

二日目
この日の行程は
一の越→獅子岳→ザラ峠→五色ヶ原

朝、日の出とともに小屋を出発!
この日は雪渓をいくつか渡りました。

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雪渓。
実は今回、初めて体験したのですが想像以上のものでした。
単純に雪が残っている。というイメージだったのですが
実際の雪渓は雪というよりも、やや氷(シャーベットみたいな感じ)で
端っこは若干地面から浮いているように見えるのです(端っこは溶けている)
中心部はまだまだ冷たく、溶けていない為こんな風に見えてくることにも驚いたのですが
更には雪渓の近くはめちゃくちゃ涼しい!
天然のクーラーだよ、とは聞いていたのですが本当に涼しい!
風が吹くだけで涼やかな風が届くんです。
これには本当にびっくりしたな~~
未体験の方、ぜひ体験してみてください!びっくりしますよ!

雪渓を通り越えるとガレ場があったり、板の歩道があったり、お花畑があったり、
それはそれはバリエーションに富んだ登山道でした。

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↑こちらの施設は浄土山山頂付近にある富山大学の研究施設だそうです。
野外調査などに使用されているそうですよ。
もともとは旧日本軍の高層気象観測目的で建てられた小屋だそうで1951年に富山大学へ移管されたとのことです。
ここまで研究に来るのはなかなか大変だ。。

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五色ヶ原は何とも言えない、穏やかな空気で満たされていました。
高い山の上なのに、見渡す限りは草原。
かわいらしいお花もたくさん。
なんて平和な空間なんだろう。

この日の午後からはお天気が崩れて、大雨に。
午後以降に到着された登山客の方々はびしょぬれ…
なので、山小屋名物?のお風呂を焚いてくださいました!
THEバスクリンの緑色の熱々の湯舟。サイコー!
やっぱり登山の後のお風呂は最高ですね^^

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この日の晩ごはん!

夕方には雨もやみ、雲の切れ間も出てきました。
そこに現れたのは見たこともないほどのふっとい虹!
普段、見る虹は紫があまり見えないのですが、五色ヶ原で見た虹は7色しっかりと見ることができました。
明日からの山行もきっと素敵な山行になる!と、この時までは思っていましたが。。

三日目からの山行は想像を絶するほど過酷な道になることを
この時は知る由もありませんでした笑

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みなさん、こんにちは!
KITASUGIスタッフのさやかです(^^♪

毎日毎日、本当に暑いですね。。
そして突然の豪雨。
むかしの夕立のような可愛らしさはなく…
雷も伴って、電車も止まるほどの豪雨。
雨上がりは涼しくならず、余計に熱波を感じるような雨上がり。
今後も続くのでしょうか…

さて、本日は北アルプスを縦走した時のお話を続けたいと思います!

1日目
京都からサンダーバードと北陸新幹線に乗り、富山へ。
そこから富山地方電鉄、立山ケーブルカー、立山高原バスを乗り継いで
今回の登山口である室堂へ!
一気に標高2,450mまで上がれるのはすごい&うれしい!
室堂に到着したのはお昼を回っていたのですが、、びっくりするくらい肌寒い!
京都の盆地の暑さのノリで来ると危ないですね。。

室堂に到着し、装備を整えていざ出発!

涼しい気候と整った道。
歩きやすさが最高でした。
心なしかまわりの人たちも笑顔が多かった気がします。
そして見渡す限りの山々しい山脈。
まるで絵画を見ているような感覚。

あぁ~~~幸せぇ~
と、思わず大きなため息と共に感嘆のつぶやきがもれてしまいました。笑
その時!
登山YouTuberとして人気のたっかーさんと遭遇!
みんなで記念撮影をしてもらいました^^
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たっかーさんのYouTubeは映像がとてもきれいなので
興味がある方は是非ご覧ください!
たっかー【登山チャンネル】

美しい立山連峰の景色を眺めながら、雪渓も通りながら小一時間程の登山をして
今晩のお宿『一ノ越山荘』へ到着!
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いったん荷物をデポさせてもらい、本日の目標、いざ雄山へ!
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意外に斜度があるので、山荘から雄山神社が見えないww
実は画像の左下あたりに登山者がいるのがおわかりでしょうか?
(かなり小さく、また黄色のウエアの為、山となじんでいる!)
人と山の対比。
恐ろしく山が大きいです。当たり前だけど(;^ω^)

さきほどの歩きやすい道とは打って変わってガレ場とザレ場が入り乱れた登山道。
登り始めた時間が15時頃ということもあって
ほとんど人はいませんでした。
雄山を貸切状態!
思いのほか距離があり、1時間ほどかけて登頂!

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誰もいない!!笑
雄山神社も貸切!!

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↑みんな自由な山頂時間w

日本三霊山である雄山神社。
とても神々しく空気が澄み切っていてなんとも言えない高揚感あふれる場所でした。
本当はご祈祷してほしかったなぁ~
次の楽しみにしよう!

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山頂からはたくさんの山が見えました。
あっちは槍だね!
もしかしてアレは剣!?
針の木じゃない??
目に見える山が初めて目にする山ばかり。
写真で見てきた山ばかり。
本物の山はやっぱりかっこいい!
いつか私も槍に行ってみたいな~~

雄山に登っている途中に山岳警備隊の方と出会ったのですが
とてもさわやかで凛々しかったです!
登っている時間が遅かったのが心配だったのか、私たちの下山が目視できる距離まで
一の越山荘まで見守ってくれていたようです。
ありがとうございます!!!

無事に下山し、この日の晩御飯♪
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シチューが身体に染みわたりました~

もちろんビールも忘れずに!
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北アルプスを縦走する之巻 ~立山・雄山、五色ヶ原、薬師岳~ その③に続く→→→

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みなさん、こんにちは!
KITASUGIスタッフのさやかです(^^♪

台風7号が上陸し、各地で大変な状況になっています!
ご自身の安全を第一に考えてお過ごしください!

8月も中旬。
夏真っ盛りも少し過ぎて、晩夏を感じ始める今日この頃。
洛中山岳会では、夏季集中登山や初級登山学校の実技などが催され
アツい夏を皆さん、お過ごし中です!
こちらの情報も随時アップしていきますね(^^)/

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そんなアツい夏。
わたくしも北アルプスに行ってまいりました!
富山県の立山室堂から入り、雄山、一ノ越、ザラ峠、五色ヶ原を巡り、
越中沢岳、スゴノ頭、スゴ乗越、
間山、北薬師岳、薬師岳、薬師平、太郎平、
そして折立へと降りてくるコースです。
全部で4泊5日の計画。
山小屋満喫コースです。

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文字にするだけでも盛りだくさんですねw
お腹いっぱいになる感じです。

富山に友人が住んでおり、何度か遊びに行ったことがありました。
友人のお母さんからも
『さやかちゃんもいつか立山に登ってみてねぇ、特に雄山はすんごく良いから!』
と、言われていたのでした。
実際に車窓から見える立山連峰を見ては
『かっこいいなー!でも、登るのは無理!』と思っていました…
(標高高いし、ごつごつしてるし)
が、
今年はついに登ってしまいました。
人間、やればできるものですね笑
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しかし、、
この縦走をする前にびっくりするくらい体調を崩し、
1週間ほど寝込んでいました。。
アタック前の練習登山もできず、パッキングもほどほどしかできず、
持病の喘息は悪化し、散々たる状態で北アルプスを挑むことになったのです。
今から振り返っても、よくこんな状態で行ったなーーと思っています(;^ω^)
勢いは時には必要なのかもしれません!

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北アルプスを縦走する之巻 ~立山・雄山、五色ヶ原、薬師岳~ その②に続く→→→